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IPA茨城写真家協会ブログ

山の一夜(縄文人への回帰)。 嶋田孝和

自然は、美しい。感動して、街に、家に、旅館に帰り、美味しいものを食べ、温泉に入る。一日の終わり。
福島県高湯温泉・神の森にて野宿、浄土平方面を望む。

ドヴォルザーク作曲・交響曲「新世界」第9番・第二楽章、または、リベラ(ボーイソプラノ)の音楽のように美しく、絵画的である。

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美しい記憶のみを残して自然と接して行く。それはそれでとても良いと思う。だが本当の自然の姿を感じたいならば、山の中で野宿・キャンプ場でも良いので、外での一夜を経験してみて頂きたい。普段、人間がいかに人間の知恵を活かして守られているか、大自然の中では、いかにちっぽけな存在であるか知る事ができるだろう。

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夏山恒例の雷神様(雷)のお通りである。人間などお構いなしに、ドドドン、ドドンとやって来る。テントなどに落ちてきたら、豪雨になったらひとたまりもない、なすすべもなく非難するのみなのである。
長年の経験から木の下は非常に危険、巨大な岩の裂け目も危ない、速やかに非難小屋などに逃げ込むことにしている。キャンプ場でなければ、車の中に(登山中で無い限り、車はテントの側に止める。)非難している(科学的実験結果により一番安全らしい)。熊や猿の来襲にも対応できる。雷が去った後も、風の音・野生動物の鳴き声、足音など一晩中何かと騒がしく、100%安全など山の中においてはありえない。自分を守るのは自分自身の判断と行動なのだ。

普段現代社会においては、あまり使用されていない五感が自然と共に生きていた頃の縄文人のように研ぎ澄まされて来るのを体感出来るだろう。

山は、美しく・楽しく・怖い。
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by ipa_ibaraki | 2011-05-31 00:38 | 嶋田 孝和